自由民主党神奈川県参議院選挙区 参議院議員 島村大

活動報告(島村大ブログ)

●厚生労働委員会で質問(一般質疑)

2019年 5月28日・投稿

本日の厚生労働委員会は、午前中に女性活躍推進法の質疑採決を行い、午後は一般(特定の法案についてではなく、厚生労働に関すること何でも)質疑でした。
私も機会を頂き、久しぶりに専門である歯科に関する質問をさせて頂きました。
歯科医師は、その多くが開業医ですが、病院に勤務する歯科医師も地域医療において重大な役割を担っています。

「病院歯科について」

①病院勤務の歯科医師の働き方改革

病院に勤務する歯科医師は、口腔ガンなど歯科口腔外科の手術や術後の管理のため、医師と同様に長時間勤務となる場合が多々あります。このような病院勤務の歯科医師については、時間外労働の規制を医師と同等とするか、あるいは歯科医師の人数を増やすなど、健康的な働き方ができるよう政府の支援が必要と考えます。厚生労働省としての見解を聞かせてください。

②病院歯科と開業歯科及び行政との連携

病院に勤務する歯科医師が疲弊しないようにするには、病院歯科の充実を図るだけではなく、病院歯科と地域の歯科診療所との連携や、歯科診療所間の連携を進めることも必要です。さらに、人口構成や医療・介護・福祉といった関係機関等の状況を踏まえ、都道府県との連携も欠かせません。地域の実情に即した歯科医療の提供体制を構築することが重要と考えますが、いかがでしょうか。

(答弁)
厚労省の高階恵美子副大臣及び医政局長からは、「現在、歯科医療提供体制推進等事業において、歯科医師が健康的な働き方ができるよう取り組んでいる。今後、病院に勤務する歯科医師の労働実態についても調査し、病院歯科だけではなく、広く歯科保健医療の充実に取り組む所存」などの答弁を頂きました。


一番大切なのは、提供される医療は患者本位、国民本位でなければならない、ということです。これを問題意識として医師や歯科医師だけでなく、薬剤師、看護師、臨床検査技師など医療(患者)に関わる様々な職種の方が共有する必要があります。患者にとって何が一番よいのか。医療人が一堂に介して議論する場の必要性も訴え、質問を終えました。

病院歯科

病院歯科

病院歯科

病院歯科